このページでは、ここ数年で多くの方々に認知されてきた、キャンピングカーの人気の要因などを詳しく紹介しています。
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最新キャンピングカーやおすすめ情報など、役立つ情報をたくさん紹介していきたいと思っていますので、今後ともどうぞヨロシクです!
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キャンピングカー|販売実績は右肩上がり!?人気上昇中の6つの理由とは?
キャンピングカーでの旅を楽しむには時間もお金も必要?
キャンピングカーで旅をする。という事は、壮大で時間に余裕がある人だけの楽しみ方…。と思いがちです。実際、週末だけ行先を決めて行くレジャー以外はキャンピングカーで宿泊しながら地方を移動し旅をすれば数日~数週間の日数が必要になってきます。
一定の長期間の労働を従事して定年を迎えられた方々が、退職金などを資金にキャンピングカーを購入して、ゆっくり全国を旅する。というライフスタイルを送っておられる方も多くいらっしゃいます。
やはり、キャンピングカーで旅をするには時間もお金も必要。という価値観になってしまいますよね。では実際にキャンピングカーで旅を楽しんでおられる方はどういった方々なのでしょうか?
①日本のキャンピングカー保有台数は10年間で約倍増!!
日本RV協会の『キャンピングカー白書2016』の調査結果によりますと、業界全体の売り上げは約357億円に達し、ユーザー層ではシニア夫婦の2人旅がより一層増えるなどのデータが発表されました。
日本RV協会に所属するキャンピングカー事業者が、昨年(2015年)に出荷および輸入したキャンピングカーの総台数は5,264台、廃車台数は79台であることが分かりました。
これまでの保有台数(推定89,800台)にこの分を足すと、日本国内におけるキャンピングカーの総保有台数は約95,100台(推定)という結果になっています。
この国内でのキャンピングカー総保有台数の調査が2005年からの集計により、
●2005年:約50,000台
●2007年:約59,000台
●2009年:約68,000台
●2011年:約75,600台
●2013年:約85,200台
●2014年:約89,800台
●2015年:約95,100台
※以上、日本RV協会の『キャンピングカー白書2016』調査結果による。
という結果になり、ここ10年間で2倍近くに保有台数が増加していることになります。
キャンピングカーが認知されつつあり、ビルダーの技術向上や低コスト化などのキャンピングカー自体の人気や入手しやすさなどもこの台数アップに反映されているようです。
②8ナンバー以外の国産車の増加!
中でも「軽キャンピングカー」の著しい市場拡大が要因!
日本RV協会に所属するキャンピングカー事業者による2015年度の国産キャンピングカーの新車の総出荷台数は、4,968台でした。これは、その前年2014年の4,434台を534台上回り、前年比12.0%増といえます。
この出荷台数をキャンピングカーのジャンル別に見ていくと、簡易的なキャンピング装備を組み込みながらも3ナンバー又は4ナンバー登録となる「8ナンバー以外」の車両が増加しており、前年比33.8%増を記録して1,830台を達成。
次に出荷台数が多かったのは国産「バンコン「で、前年比1.9%増の1,682台となりました。また、バンコンと並んでユーザーに人気のある「キャブコン」も、前年より86台増(前年比6.8%増)の1,349台を記録しました。
やはり、「バンコン」や「キャブコン」の人気は安定的に高いですね!
さらに軽キャンピングカーの市場拡大も目覚ましく、前年調査では689台だった出荷台数を1,077台まで伸ばして前年比56.3%増となりました。
※以上、日本RV協会の『キャンピングカー白書2016』調査結果による。
③キャンピングカーは、今や357億円の売上額をたたき出すビッグ市場!
事業規模の目安となる売上額を集計した結果、2015年度はついに過去最高の357億1,922万円(前年比110.9%)を記録したそうです!
それを牽引したのは、キャンピングカー定番のベース車両である8ナンバー登録の新車で、2014年の178億5,812万円を上回る194億5,898万円(前年比109.0%)を計上しましたが、この金額は構成比で売上総額の66.9%に該当し、売上総額の過半数を上回っています。
また中古車市場でも8ナンバー車両の人気は高く、売上額向上に貢献しているようです。
※以上、日本RV協会の『キャンピングカー白書2016』調査結果による。
○8ナンバー登録車とはどんな車両??その詳細記事はこちら!
👉8ナンバー登録車両とは?取得方法や税金・保険料はどうなる?
○キャンピングカーの中古車選び関連の記事はこちら!
④キャンピングカーユーザーが60歳代以外に50歳代の年齢層も増加!
気になるキャンピングカーユーザーの年齢層ですが、ここ数年は「60歳代」が中心です。この傾向は、定年退職された方が退職金や貯蓄でキャンピングカーを購入し、増えた自由な時間を利用して旅をして楽しむ…。というライフスタイルが多く見受けられますね。
ただ全体的に見ると、50歳代~70歳代が全体の75.3%を占めている状況は変わりなく、中でも50歳代のキャンピングカー人口が増加傾向にあります。
ユーザーの年齢層がRV先進国のヨーロッパのような傾向になりつつあるようです。
⑤キャンピングカーでの旅はやっぱり「夫婦」で!
キャンピングカーでの旅行の同行者の調査結果では、一番多かったのは「夫婦2人」という答で、全体の62.9%を占めてトップに立ちました。
次に多いのが「子供を含めた家族」であり、28.3%でした。「夫婦2人」は前回調査よりも4.4ポイント上がり、一方の「子供を含めた家族」は4.2ポイント下がりました。
このことから、ユーザー層の中心が「子連れのファミリー」から「子育ての終わった夫婦」へ移行している様子が見受けられますし、キャンピングカーの購入に至った経緯を尋ねてみても、「夫婦2人で旅行を楽しむため」という回答が半数に迫る49.5%を占めたようです。
⑥キャンピングカーは今や富裕層のものではない!
ユーザーが購入したキャンピングカーの価格帯ですが、
○第1位:500万円台
○第2位:400万円台
○第3位:300万円台
この上位3つの価格帯で過半数近い46.5%を占めたようです。
このような結果から、500万円台以下の価格帯に属するキャンピングカーが売れている一方で、800万円台~900万円台という高額価格帯に属する車両でも前年度調査結果よりポイントを上げていて、ユーザーの購入価格帯が二極化している状態であると認識できました。
※以上、日本RV協会の『キャンピングカー白書2016』調査結果による。
~近年よく耳にする『経済格差』の影響が出てきたのか。…~
と思われがちですがそうとは言えないと思います。
それは、400万円台~500万円台の車両が購入価格帯の中軸であることには変わりはなく、『キャンピングカーがごく一部の富裕層のものではなく、多くの中間層に認められ認知されているということ。』と感じています。
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キャンピングカー|販売実績は右肩上がり!?人気上昇中の6つの理由とは?の記事まとめ:
いかがでしたでしょうか?
長々とした内容になってしまいましたが、やはり近年キャンピングカーの認知度や人気が上昇しているという結果が出てきましたね。キャンピングカー大好きな私としましては、この結果は大変喜ばしいものとなっています。
まだ現在では、キャンピングカーユーザーが定年退職後の余暇を楽しむ年齢層が中心になっているのが現在の日本の『お国柄』ではありますが、今後はもっと若い年齢層の方々にも認知され、普及されていくのを楽しみにしたいと思っています。
RV先進国のヨーロッパのように、若い世代でも休暇を取って普段の喧騒から離れ、キャンピングカーでの旅の時間をゆっくり楽しむ…。こんな時間を過ごせるような日本になってほしいですね!
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