このページでは、スケールモデルの代表格である「カーモデル」について詳しく紹介しています。当サイトではプラモデル以外にキャンピングカー関連を中心に様々な記事を掲載していますので、今後とも「ひろログ!」をヨロシク!
自動車模型(カーモデル)は一度作るとやみつきになるその訳は!?
スケールモデルに分類されるカテゴリーの中でも、高い人気があるのが「カーモデル」。
精巧に再現された内装や足回り、エンジンなど普段隠れている部分も作り込まれているキットもある。光沢のあるボディをいかに作りこむかが、製作する上での一番の醍醐味でもある。
そこで今回は、「カーモデル」の魅力について詳しく紹介したいと思う。
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カーモデルも色々な種類がある!
カーモデルは、下記のような種類に分類される。
※販売メーカーとスケールは他にもあるが、主要となっているモノを挙げてみた。
●市販されている乗用車
【スポーツカー、四駆、軽自動車、軽トラ、痛車など】
○販売主要メーカー:
タミヤ
ハセガワ
アオシマ
フジミ
Revell(レベル)
など
○スケール:1/24、1/12
●レース用スポーツカー
【ロードレースカー、ツーリングカー、ラリーカーなど】
○販売主要メーカー:
タミヤ
ハセガワ
アオシマ
フジミ
など
○スケール:1/20、1/12
●F1マシン
○販売主要メーカー:
タミヤ
ハセガワ
アオシマ
フジミ
EBBRO(エブロ)
など
○スケール:1/20、1/12、1/24
●特殊車両
【消防車、はしご車、フォークリフトなど】
○販売主要メーカー:
アオシマ(ワーキングビークルシリーズ)
○スケール:1/72
●トラック・バス
【トレーラーヘッド、トレーラー、デコトラ、観光バスなど】
○販売主要メーカー:
アオシマ
フジミ
ITALERI(イタレリ)
Heller(エレール)など
○スケール:1/24、1/32
など、様々な種類が各メーカーから豊富にラインナップされている。
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カーモデルの人気とおすすめメーカーは?
一番の人気は、タミヤのスポーツカーシリーズでしょう!
パーツ精度の良さや組み立てやすさ、立体的な足回り、エンジンの再現度は群を抜いています。2005年以降くらいのキットはパーツ精度にさらに磨きがかかり、ボディの造形も素晴らしい!改めてタミヤの技術力の高さに感心する。
スーパーカーシリーズでは、タミヤのラフェラーリ、アオシマのランボルギーニ・アヴェンタドール辺りが作る価値は高い。
1/24 スポーツカーシリーズNo.333 ラ フェラーリ【24333】 【税込】 タミヤ [タミヤ ラフェラーリ 24333]【返品種別B】【RCP】 |
1/24 アオシマ プラモデルランボルギーニ アヴェンタドールLP720-4 50°アニバサリオ |
F1マシンはタミヤ、フジミなどが豊富にラインナップされているが、ここもパーツ精度や組み立てやすさでやはりタミヤ!ツボをおさえたパーツ構成で、とても組立てやすい。
フジミ製も悪くはないが、ボディカウルのパーツ分割が実車と違っていたり、パーツの「整合性」のつじつまが合っていない部分が見受けられる。設計段階での問題??と言いたくなるようなパーツがあるので、多少修正が必要な場合もある。
トレーラーヘッドではITALERI(イタレリ)がおすすめ!
海外の大型トレーラーヘッドのキットが多く、スケールが1/24なので迫力も充分!!
牽引トレーラーも別キットでラインナップされているので、同スケールの1/24スポーツカーを乗せたりも出来る。トレーラーヘッドと牽引するトレーラーを足した全長は約1メートルにもなる巨大な完成品となる。
通常他メーカーでは、キャブ(トレーラーヘッドのキャビン)が一体型成型が多いのに対し、ITALERI(イタレリ)のキットで面白いのはキャブ部品がすべてバラバラのパーツになっていること。当然、ゆがみやズレなく接着しなければならないのだが、この工程も「模型を作っている!」という実感が沸く面白いパーツ構成だと個人的には思う。
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カーモデルはボディの光沢が命!
カーモデルは実車同様、光が反射するようなボディの光沢が命!
ボディの製作工程としては、
丁寧な下地処理→塗装(ボディ色)→クリア上塗装→研ぎ出し
などのいくつもの工程をふまえて最終的に光沢のあるボディに仕上げていくので、そこそこの技量と経験が必要になってくる。この工程は後に紹介するとして、まずはボディをキレイに仕上げることがカーモデルを作品としての完成度を上げるコツである。
さらにツーリングカーやF1マシンのように、スポンサーカラーやデカールをいかにキレイに貼るか、クリア上塗装後に「デカールの段差消し」をキレイに出来るか。がとても重要な工程となる。この「段差消し」ものちに紹介しよう。
あとはカーモデルに必須の「クリアパーツ」。自動車にはフロントガラスやウインドウガラスは付き物なので、このクリアパーツを接着剤や塗料で一切汚さずに組み上げる技量も必要だ。
もちろん、シャーシやエンジン、内装の細かな塗装も必要。塗装の技術レベルによって、完成度の良し悪しがかなり変わってくるのだ。
そこが、カーモデル製作の醍醐味と言えるだろう。
上級者はボディの改造が楽しみのひとつ!
製作が上達しカーモデル製作の上級者レベルともなると、ボディの改造に乗り出す。
プラ板やパテなどを駆使し完全な「フルスクラッチ」モデルを作ってしまうプロやプロ並みの製作者もいるが、人気の高い改造はドア・ボンネット・ハッチの開閉ギミックだ。
最初から開閉ギミック付きのキットもあるが、ボディのドアやハッチなどは筋彫りが入っているのみのボディ一体型がほとんど。このボディのドアやボンネットを一度カットし、スチールパイプや洋白線などを可動部分のヒンジに使用し開閉式にするというもの。
さらに、ボディ形状をカスタム化する改造もある。パテでオーバーフェンダーを盛ったり、ボディ形状のデザインを変えたり、時間と技量を投入すれば色んな改造を楽しむことも可能だ。
カーモデル製作の教科書(F1モデル編) (ホビージャパンmook) |
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自動車模型(カーモデル)は一度作るとやみつきになるその訳は!?の記事まとめ:
カーモデルの魅力について紹介してみたが、皆さんに伝わっただろうか?
カーモデルをキレイな作品に仕上げるには、それなりの時間と技術が必要となる。それでも、最後に組みあがった時の作品の完成度は、費やした時間と苦労が報われる瞬間なのだ!
とにかく失敗しても、たとえキレイに仕上がらなくても、必ず作った経験だけ上達するので、ぜひ一度チャレンジしてほしい!
こっちの記事も読んでみ!
⇒プラモデルの種類はこれだけある!!ハマってみる価値はあるぞ!
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