このページでは、NBOXカスタムターボJF1に履かせた17インチをワイドトレッドスペーサーを使ってツライチにしてみた件について詳しく紹介しています。当サイトでは他にもプラモデルやキャンピングカー関連を中心に様々な記事を掲載していますので、今後とも「ひろログ!」をヨロシク!
NBOXカスタムJF1の17インチをツライチにしてみた!
私の愛車NBOXカスタムターボJF1ですが、17インチタイヤ&ホールとワイドトレッドスペーサーも準備出来たので、今回装着してみました!
一部加工もしてるので、その辺りを詳しく紹介してみました。
目指すツライチにはなったのか?その結果は??
前回購入したワイドトレッドスペーサーについて詳しく紹介した記事があるので、興味のある方はこちらの記事をご参考にどうぞ!
今回取り付けたワイドトレッドスペーサーの詳しい記事はこちら!
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ディスク/ドラムブレーキのハブをキレイに掃除しよう!
まずは、取り付けるワイドトレッドスペーサーにはハブリング付きなので、ブレーキ/ドラムブレーキのハブ面の錆び落としをした。車体のセンターハブの錆びはワイドトレッドスペーサーの装着に影響があるので、特にキレイにしておこう。
↓こちらはホイールをはずしたリアドラムブレーキ。センターハブとハブ面に錆びが浮いている。
柔らかめの真鍮ブラシとCRC(クレ556など)を使って入念にゴシゴシ。センターハブ外周の錆びはキレイに除去出来た。最後にドラム全体もCRCを含ませたウエスで拭いておいた。
フロントディスクブレーキのハブも同様に。
※注意!:ブレーキディスクにCRCは塗らない様に!ブレーキが利かなくなる可能性があります!
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リアドラムにワイドトレッドスペーサー装着!
まずはリアドラムに20㎜ワイドトレッドスペーサーを装着。
厚み20㎜スペーサーなので、ハブボルトの長さやホイールの「逃げ」に余裕があり装着には全く問題なし。センターハブもスムーズに取り付け出来ました。
リア用ワイトレの厚みが20㎜。車体のリアハブボルトの長さが25㎜なので、ワイドトレッドスペーサーからはみ出すハブボルトは5㎜程度。ホイールのハブボルトの「逃げ」の深さが約9㎜あるので、このまま装着してもホイールに当たることはない。
しかしワイドトレッドスペーサーに付いているハブボルトに加工が必要だった。
このワイドトレッドスペーサーのハブボルトの長さが30㎜もあり、ホイールの締め付けに使用するナットは袋タイプのショートホイールナット(19HEX M12 P1.5 全長23㎜)なので、ボルト内側の有効長さが約21㎜。ホイールの締め付け部の厚みが約9㎜なのでこのままではホイールナットが完全に締め付けられない可能性が高い。
貫通タイプやロングタイプのホイールナットを使えば問題はないのだが、ホイール面からナットが突き出ているのは私は好みではない。
なので、先端を約2㎜ディスクグラインダーで削り落とした。ノギスで測りながら0.1~0.2㎜程度の誤差しか出ない様にワイドトレッドスペーサーのすべてのハブボルトの長さを調整。
この加工はリア/フロント用ワイドトレッドスペーサー両方とも必要だった。
ボルト加工終了後、車体ハブボルトにワイドトレッドスペーサー付属の専用ナットで均等に締め込み。
↓ナットの締め込みは番号順のように対角に均等に少しずつ締め込んでいく。最後にトルクレンチで11キロ(110N-m)で最終締め付け。
通常軽自動車の規定締め付けトルクは8〜10キロ(80〜100N-m)くらいですが、購入したワイドトレッドスペーサーに推奨締め付けトルク値の設定が無かったので、若干高めの11キロ(110N-m)で締め付けてみた。ここが緩んでしまったらヤバいですもんね!
ワイドトレッドスペーサーには全く問題はありませんでした!
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フロントディスクにワイドトレッドスペーサー装着!
続いてフロントディスクに15㎜ワイドトレッドスペーサーを装着!
車体センターハブとの精度もバッチリ!
しかしここまでにはちょっと加工が必要だった。
まずは車体用ハブボルト。フロントディスクに付いているハブボルトの長さが24㎜。ワイドトレッドスペーサーが厚み15㎜なのでボルトの先端が約9㎜はみ出す。ホイールのハブボルトの「逃げ」の深さが約9㎜なので、このままだとホイールにハブボルトの先端が干渉する可能性がある。
そこでディスクグラインダーを使い、車体のハブボルトを1㎜程度削り落とした。ボルト先の面取り部分を落とす程度の量だ。
ワイドトレッドスペーサーのボルトの長さをリアと同様に加工終了後、ワイドトレッドスペーサー付属ナットでディスクに固定。こちらもトルクレンチで11キロ(110N-m)で最終締め付け。
ワイドトレッドスペーサーを締め付ける際、フロントディスクはトルクレンチの場合回転してしまうので、画像のようにブレーキディスクの間の隙間に六角レンチかドライバーを差し込んで回転を止めてやればいい。
ホイール装着時は、タイヤがジャッキアップで浮いている間は仮締めでOK。タイヤが接地する所までジャッキダウンしてから本締めが可能なので、トルクレンチでも回転してしまう事はない。
↓ホイール用ハブリングもセット。
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17インチホイール装着!ツライチ具合は?
17インチのホイールを装着し、ツライチ具合を確認。
前回にあらかじめ糸でフェンダーからの距離を測ってしたのもあったので、ホイールのリム基準でバッチリツライチになりました!
やっぱツライチは良いですね。見た目の安定感と迫力が増します。
↓フロントタイヤ。(ワイドトレッドスペーサー装着前)
↓装着後
↓リアタイヤ。(ワイドトレッドスペーサー装着前)
↓装着後(完璧です!)
フロントはギリギリ大丈夫そうですが、リアタイヤは激しくクルマがバンプしタイヤがフェンダー内に入ってしまったら、フェンダー内側に擦ってしまうかも…。
念のため車高調のリアの減衰力は最弱でしたが、32段中10段目まで上げておきました。フロントは最弱のままです。
全体でこんな感じに仕上がってます(^^♪
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NBOXカスタムJF1の17インチをツライチにしてみた!の記事まとめ:
NBOXカスタムJF1にワイドトレッドスペーサーを使った17インチツライチ計画を紹介させて頂いたがいかがでしたでしょうか?
ホントはホイールのリム幅とインセットでツライチにしたかったのですが、「ロクサーニマルチフォルケッタ」17インチに希望するサイズが無かったので、今回ワイドトレッドスペーサーを使ってみました。
数百キロ程度走行してみて、ナットの緩みやガタつきがないか確認してみたいと思いますが、現在の所ブレや振動も無く、ワイドトレッドスペーサーの芯ブレは起こしていないようです。
走行してみた印象ですが、17インチの40扁平タイヤという事もあってかステアリングが軽くなった様に感じます。ワイドトレッドスペーサーを取り付けたことによる弊害も今のところ感じませんので、走行を重ねて様子を見ようと思います。
↓NBOXカスタムに導入した車高調に関する記事はこちら!
⇒NBOXカスタムJF1にブリッツダンパーZZ-Rを付けてみた!
↓17インチを装着してワイトレ導入を決めた経緯の記事はこちら!
↓NBOXカスタムDIYに関する他の記事はこちらでどうぞ!
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